ニホニウム(Nh)の特徴とは?現在は119番の命名権を狙い実験中!名前はどうする?

この記事は3分で読めます

genso1

2016年6月8日 日本の理化学研究所が実験を進めてきた原子番号「113」番の新元素の合成結果が認められ、日本で初めて命名権が与えられると発表がありました。

元素記号といえば、学生の頃暗記するため「すいへーりーべー ぼくのふね」なんていう覚え方をしていたと思います。

なかなか覚えれないんですよね。

今回、その元素記号に新しく加わることが決まったのが「Nh」

名称は「ニホニウム(nihonium)」となります。

新しく発見された元素「ニホニウム」とはどのような特徴の元素なのでしょうか?

気になるところを調べてみました。

スポンサーリンク

「ニホニウム」とは?

【作り方は?】

原子番号「113番」

元素記号「Nh」

名称:「ニホニウム(nihonium)」

これまで「元素周期表」で陽子の数が113個の元素は空白となっていました。

この空白を埋めるためアメリカ・ロシア・ドイツなどの研究機関は「113番」元素の発見にしのぎを削っていました。

日本で研究が始まったのは2001年。

genso1

実験の仕方は単純で、元素番号「30番」の亜鉛(Zn)「83番」のビスマス(Bi)の原子核を超々速度で衝突させるというもの。

ぶつかり合った原子核は「核融合」します。

「30」+「83」=「113」

よって「113番」の元素が出来るというものです。

genso2

考え方としては超シンプルな「足し算」なんですね。

じゃあ誰でもできるんじゃね?

と思うんですが、そう考えるのはシロウトさんです。

 

超アタマの良い先生方がこの実験を始めて最終的にOKが出たのが2012年。

11年もひたすら原子核同士をぶつけてきたんです。

何が難しかったのか?

なかなか当たらないんです。

11年かけて3回しか当たらない程、難しいんです。

 

理由は2つ。

小さいことと当たってもうまく核融合してくれないこと。

原子核の大きさは「1兆分の1cm」

有るのか無いのかすらわからない大きさです。

それがうまいこと当たって「核融合」を起こる確率が「100兆分の1」

宝クジが1等から全部当たるくらいの確立じゃないですか?(← 適当です。)

genso3

これだけのために大掛かりな実験機材を開発し、数えることもできないくらい無数の原子核を飛ばし続けてできたのが今回発見された「113番」なんです。

なんだかすごくありがたみが出てきましたね。

genso4

【特徴は?】

では気になる元素「ニホニウム」の特徴なんですが、...特にありません

現在のところは、ただ陽子の数が「113個」ってだけです。

じゃあなんで作ったの?ってなるんですが

 

「漢のロマンと科学者の意地の張り合いです!」

 

将来的には何かすごい効果が発見されるかも知れませんが、現段階ではホントなにもありません。

先ほど書いたように「作るのが非常に難しい」元素を作ったという事が大事なんです。

トランプタワー10段を作り上げたのと同じようにとらえてください。

 

なにが褒められるかって?

根気!

ではなく、それだけの研究をする技術を持っていることを証明したという事です。

 

世界中の研究者がとても難しいとわかっているから発見することに熱意を燃やしているんです。

競い合う事で新たなものが生まれ文明が発達していきます。

「発見=人類の進歩」なんですね。

次に狙う「119番」の名前は?

「113番」をみごと発見し、理化学研究所は初めて元素の命名権を獲得しました。

現在発見されている元素は審議中の物を含めて118個。

なので次に日本が狙うのは「119番」です。

 

これを発見すると次はいよいよ120個台に突入という区切りの元素となります。

「119番」の合成にはこれまでと違い、「ウラン(U)」「プルトニウム(Pu)」といった取り扱いのデリケートな元素やビームを使っていかないといけないことと、「部分融合」という新しい技術を用いないと発見できないようです。

「113番」の発見から承認まで実に15年を要しています。

が、研究者の方はコツを得たようで次の発見についてはもっと早くにできると自信を持っています。

 

「119番」が発見された暁には、どのような名前がふさわしいでしょうか?

ベッタベタの日本という事で

「サムライウム」

どうでしょう?

まとめ

今回は、新たに発見され日本で初めて命名権を得た元素「ニホニウム」について調べました。

・日本で初めて命名権を得た元素

・作り方がとても難しく10年以上かかった

・次は「119番」を狙っている

 

今回発見された元素は、化学者の国際組織「国際純正・応用化学連合(IUPAC)」から名称案ニホニウム(nihonium)、元素記号案「Nh」で公表すると発表されました。

6月8日夜に正式発表され、来年夏にも正式に決定するとのことです。

スポンサーリンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. bmi1
  2. magicmash1
  3. personfinder1
  4. image
  5. aiba19
  6. activelearnning1
    • 西藤肥前
    • 2016年 6月9日

    それなら金、銀の作成も出来るではないかと思います。将来が楽しみです。

    • kaz
    • 2016年 6月9日

    まだ存在と名前だけで 物質の性質は未知なんですね・・・

    次は「119」か

    やっぱ 「キュウキュウニウム」じゃダメですかね?

    • カルシファー
    • 2016年 6月9日

    いやぁ。次の元素、楽しみですね。
    ところで原子の数が119個とはどういうことでしょうか? 電子の数では無いのでしょうか?
    詳しいことはわからないのですが。

      • spinout
      • 2016年 6月9日

      ご指摘ありがとうございます。
      原子の数でなく陽子の数でした。
      修正します。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

リオ五輪特集

  1. amuronamie1
  2. ebinumamasashi1
  3. oonosyouhei1

元自衛官の裏話

  1. 1
  2. 1
  3. 1