【白石康次郎】海洋冒険家が単独無寄港航海に挑戦!体罰論や家族との接し方が深い!

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単独世界1周を3度経験している海洋冒険家「白石康次郎」さんが2016年11月に開催される、ヨットの単独無寄港無補給世界一周レース「VENDEE GOLBE 2016(ヴァンデ・グローブ)」への参加を表明しました。

「VENDEE GOLBE 2016(ヴァンデ・グローブ)」は11月6日にフランスにあるレ・サーブル=ドロンヌ港を出航し南半球を1周して再びレ・サーブル=ドロンヌ港に戻るというレースで、およそ100日かけて優勝が争われます。

「白石康次郎」さんがヨットレースに出場するのは約8年ぶりで来年には50歳を迎えます。

レースにかける意気込みや素顔について調べてみました。

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「白石康次郎」さんのプロフィール

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  • 白石 康次郎(しらいし こうじろう)
  • 2000年に改名(鉱次郎→康次郎)
  • 1967年5月8日生まれ
  • 神奈川県出身
  • 神奈川県立三崎水産高等学校卒業
  • 日本の海洋冒険家。
  • スポンサー スポーツビズとマネジメント契約
  • ヨットで単独世界1周を3度達成
  • 愛艇 スピリット オブ ユーコー
  • 座右の銘 天如水

少年の頃から「船で海を渡る」という夢をもち県立三崎水産高校へ進学。

在学中に「多田雄幸」さんが世界一周レース(BOCレース)で優勝下という話を聞き、すぐに自宅まで押しかけ弟子入り。

「多田雄幸」さんのレースをサポートしながら腕を磨いた。

  • 1994年 26歳でヨットによる単独無寄港無補給世界一周の史上最年少記録を樹立。
  • 1998年 ブルーノ・ペイロンの太平洋横断世界新記録樹立時にクルーとして乗船(横浜~サンフランシスコ 14日17時間)
  • 2002年 「ハリーミッチェル賞」受賞(40フィートでの最速記録・総日数235日)
  • 2006年 単独世界一周ヨットレース「5OCEANS」クラスⅠ(60フィート)に日本人として初挑戦し2位の快挙。
  • 2008年 「Gitana13」号(フランス)にクルーとして乗船(サンフランシスコ~横浜間の世界最速横断記録更新・11日間)

海洋冒険家としての経験をメディア出演や講演会などを通じて発信し、青少年の育成教活動に尽力。

  • 自然を学習する体験プログラム「海洋塾」の開催
  • 児童養護施設への支援活動 など

「ヴァンデ・グローブ」とは?

「VENDEE GOLBE(ヴァンデ・グローブ)」とは4年に1度開催される単独無寄港世界一周のヨットレース。

コースはフランスにあるレ・サーブル=ドロンヌ港を起点として南半球を1周して戻ってくるおよそ2万6千マイル(約4万8152km)のルートで氷山や荒天の難所を通過するため「ヨットレースの中でも一番困難なレース」と言われています。

優勝すれば「ソロレーサーの頂点」の栄冠が与えられます。

【航行の条件】

  • 外洋レース艇(60フィート)の単独運航
  • 運航間は無寄港・無援助
  • 医学的アドバイスのみ可(通信)

ルート的に「強風」と「荒波」は特に厳しく、毎回多数の棄権者が発生する過酷なレースです。

このような死と隣り合わせのレースになぜ参加するのでしょうか?

「白石康次郎」さんはこのように語っています。

「よく考えたら一人という最小単位でこのでかい地球を相手にする壮大なスポーツは他にありません。普通プロスポーツの競技時間は2時間ぐらいですが、このレースは2000時間。出港したら寝ている時も食事の時もトイレの時もレースです。海の上ではいきなり鯨が激突してきたり、台風に襲われたり不確定要素が多い競技だから本当に何が起こるかわからない。地球と一人の人間がどう関わりあうのか。それがこのヨットレースの魅力であり、ほかに類を見ないものだと思います。

引用:産経ニュース

教育者として体罰や家族の有り方とは?

常に命を秤にかけ、最善の対処を選択しなければならない「自然」という環境に挑戦し続ける「白石康次郎」さん。

過酷な条件下で培われてきた経験を青少年の心に届けたいという思いから、積極的に教育現場での活動を行っています。

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【言葉だけでは守ってやれない】

水産高校での実習では生徒への刺激が必要でした。例えば僕が危険なことをすると即座にたたかれる。出刃1本置きっ放しにしただけで、船が傾いたときに人に刺さることもある。一歩間違えると指1本飛んでしまう場面もある。「危ないからやめなさい」なんて口で言っている暇はないんです。

引用:「毎日新聞」2004年4月26日付(教育の森欄)

水産高校では、普通に教師から頭をぶたれたりしたが、それは教えなくては生き死に関わる事なので、教えなければ”教えない罪”になる。何度も世界一周をしたが、今でも5本の指がこうしてあるのは、あの時の先生方の教えのおかげで感謝している。

引用:白石康次郎講演会「挑戦!夢を見ることの大切さ」

これは教育の場でしばしば問題となる「体罰」について考えを話しているものです。

覚えなければ命にかかわることを真面目に聞かない生徒に対して、「手をあげること=体罰」という考えのもと、いくら口で聞きなさいと言っても効果はないでしょう。

その生徒がいざ、命にかかわる状況になったとき教わったことが頭に、身体に染みついていなければそこで人生は終わってしまいます。

こういう場においては頭を叩いてでも「覚えさせること」が将来、生徒の命を救う事につながります。

 

考えなければならないのは、「覚えなくても問題ないのか?」「必ず覚えさせなければならないのか?」という基準です。

そこをしっかりと見極めることが出来ていれば、生徒に不要な「体罰」をせずに必要な「指導」が出来ます。

この基準をしっかりと見極められる教育体制が整う事が日本の教育に必要不可欠だと思います。

自身の命を懸けて生きてきた人間の言葉には本当の真理がよく含まれていると感じます。

 

【夢を追うには家族円満が大事】

また、家族のつながりについても経験から話をされています。

「引きこもり」や「不登校」などの問題を抱える子供は「怯えている」と感じるそうです。

例えば家庭環境において両親が不和であり、「いつ別れるかわからない」「ある日突然、らない人が親として紹介されるかもしれない」など。

このような状況にある子供たちに言葉でいくら「○○しなさい」と言っても届くわけがない。と。

 

子供が夢を持ちそれを達成するために一番大事なこと。

それは「家庭が円満」であること。

 

家族に不安や心配がないからこそ夢に向かって進んでいけたという事が、自身が夢に挑戦できた最大の要因だそうです。

「白石康次郎」さんは、幼い頃に母親が亡くなったため、年を召した父親と、明治生まれの祖母に育てられました。

この家族の中で、父親や祖母の「泣く」「愚痴る」「けんかをする」といった行動を一切見た事が無く「円満」であったと。

 

「良い社会は良い家庭が築く。」

これは国家の礎となる、とても大切な考え方だと思います。

まとめ

「白石康次郎」さんの座右の銘は「天如水」

言葉の意味についてブログでこのように綴っています。

「海に出ると、地球を包み、動かす、大いなる意思を身近に感じます。この大いなる存在が私にとっての天です。天の理を感じ取り、与えられた天命をまっとうし、地球と自分が少しでも一体となること、それが私の理想です。この理想に近づくための指針が、水のごとくあれ、です。水のごとくあるとは、すなわち、泰然と、しなやかに、困難に向かっては強さと勢いを秘め、寛容で、人を益する、そんな水のような自分でありたいという思いを込めた言葉である」

引用:公式ブログ

冒険家として培ってきた経験から「水のごとくあれ」という言葉に詰まっています。

普段感じることのできない体験を、実際に体験している人間の言葉で聞くという事はとても大事だと思います。

これからも「魂」のこもった言葉を発信していってもらいたいと思います。

2016年11月のレースの無事を祈念いたします。

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