審判は誰?【画像】原沢とリネールの柔道100キロ超級決勝に不満の声が続出!

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2016年8月12日、リオオリンピック柔道男子100キロ超級の決勝が行われ、日本の原沢久喜(はらさわ ひさよし)選手とフランスのリネール選手が戦いました。

結果はリネール選手の優勢勝ち。

指導1個の差が勝敗を決しました。

ただ、試合が終わった瞬間、会場からはブーイングが沸き上がっています。

事実上、柔道の最強を決定する100キロ超級の試合でブーイングが起きた理由はどこにあったのでしょうか?

気になるところを調べてみました。

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柔道男子100キロ超級の試合内容は?

柔道男子100キロ超級の試合は組み手争いによる主導権の取り合いが主体となる地味な展開でした。

リネール選手は身長204センチ、体重141キロという大柄ながら均整の取れたスマートな体格で非情に組み手がうまく、2010年以来6年間負けなしで連勝記録は100を超える100キロ超級の絶対王者です。当然、世界ランキングは1位に君臨しています。

一方、原沢久喜選手は身長191センチ、体重122キロ。体格的にはリネール選手より一周り以上小さく見えるような印象です。

体格に劣る原沢選手がリネール選手に勝つためには組み手で有利になるという事が必須であり、組み手争いは避けられないことは試合前からわかっていたところです。

では、試合内容はどうなったのでしょうか。

原沢選手は、開始直後(8秒)にリネール選手に奥襟を掴まれ一気に不利な体勢になったため、腕の下から首を抜いて体勢を戻しました。

これはルール上、「極端な防御」として指導の対象となります。

「試合者が頭を抜く動作を続ける場合には極端な防御姿勢にあたるか考慮しなければならない。」

引用:国際柔道連盟試合審判規定

その後も、お互いに組み手争いが続きますが、一枚上手のリネール選手に有利な組み手を取られることが多くなり、そのたび腕を払って切ろうとしました。

これも組み手に対して積極的でないとして2つ目の指導を受けました。

「素早く組まない、または相手に組まれないような行為を行った選手は、審判によって厳格に指導が与えられる。ある選手が、組み手争いの中で2回組み手を切った後、3回目に切った 場合は「指導」が与えられる。」「組むのを避ける、もしくは攻撃されるのを防ぐためだけに相手の手首や手を持っている場合 は指導が与えられる。」

引用:国際柔道連盟試合審判規定

その後も同じような流れが続くなかで、原沢選手に3度目の指導が入りジュリーによって取り消されるというシーンがありました。

組んでからの技がほとんど出ないまま試合は流れ、たまに原沢選手が有利な組み手になるとリネール選手に寝技に引き込まれ「待て」がかかります。

「偽装攻撃には指導が与えられる。偽装攻撃の定義とは以下の通りである。

イ. 取が投げる意思のない技を施す。

ロ. 取が、組んでない状態で技を施す。もしくは技を施してすぐに手を離す。

ハ. 取が、受のバランスを崩すことなく、一つの技、もしくは連続技を施す。

ニ. 取が、攻撃されるのを防ぐために、受けの脚の間に自分の脚を入れる。」

引用:国際柔道連盟試合審判規定

(取:攻め 受:守り)

この状況は3度ほどありましたが、リネール選手に指導が与えられたのは残り30秒前。

そのまま試合終了となり指導1つの差でリネール選手の優勝となりました。

最後の最後まで組み手争いが続き攻めるそぶりを見せなかったリネール選手に対して会場はブーイングに包まれました。

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【指導の内容】

原沢久喜選手 0:08 極端な防御

原沢久喜選手 1:06 擬装的攻撃

テディ・リネール選手 4:27 組手切り

隊員
リネール → ニゲール ッスね!
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審判は誰?

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今回、決勝戦の審判を行ったのはアジア系の審判員がネットなどで大炎上しています。

選手と同国の審判員は審判できないことから、当然日本人ではありません。

中国・韓国・ジョージアなど様々な国籍が囁かれています。

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アジア柔道連盟に所属する「Guoqiao Wang」審判でした。

国籍は「中国」のようですね。

「審判員(主審と副審) 2名の選手とは異なる国籍の3名の審判員で各試合を裁く。審判のローテーションシステムは、中立であることが保証されている状態で実施される。ジュリーは、審判員と同じく、試合場にいる選手とは異なる国籍の者が行わなければならない。」

引用:国際柔道連盟試合審判規定

中立は保たれていたのでしょうか?

選手と国が違えば中立という訳ではないと思いますが。

審判内容について様々な意見が出ています。

【コメント】

  • 審判がダメ
  • 納得がいかない。決勝にふさわしい試合をみたかった。まったく柔道を見た気がしない。審判おかしいだろ
  • ブーイングがよくあらわしている。審判がリネール贔屓だったね。あれで指導が出ないとかありえない。掛け逃げしまくれば相手に指導がいって勝てるというのが今のJUDOなの?
  • 何だこの試合…。
  • これは審判に問題ありじゃないの?
  • 審判に負けた
  • なんだったんだよ、この試合。今さら批判はしたくないけど、指導を数多く受けるべきはリネールだったと思うんやけど。
  • 完全に審判へのアピールが目的って感じの試合だったし、その指導だって納得出来るもんじゃないし・・・本当に酷いもんだ。
  • なぜ、リネールに1回しか指導がない?
  • 審判の気持ちで勝者を作り上げている。
  • オリンピック史上最低の金メダルだろう。
  • なんのための審判だよ そもそも柔道じゃないわ。2人ともしっかり組むようにの指導だったらわかるけど
  • 柔道界が大いに反省すべき試合だったのでは?こんなことしていると、オリンピックの種目から外されるのでは?
  • 柔道って、指導を如何に取るか?って、審判にアピールするスポーツだったんだ・・・

このように審判への批判の声が続出しています。

ちなみに女子78キロ超級の決勝戦の審判は日本の大迫明伸(おおさこ あきのぶ)審判員でした。

外国人審判ならドンドン指導を入れるだろうところをしっかりと見極める最高のジャッジだったと称えられています。

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まとめ

今回は、リオオリンピック柔道男子100キロ超級決勝の審判内容について調べてみました。

IJF(国際柔道連盟)のマリアス・ビゼール会長はロンドンオリンピックの際「テレビを見ている人たちが畳の上で何が起こっているかが良くわからないまま、勝手にどんどん勝ち負けだけが決まっていった」 ということから、柔道の審判規定見直しを行いました。

その結果、見ている方としては漫然とした試合は少なくなったように感じられますが、審判自体の裁定能力にはまだまだ疑問が残るところがあります。

国際柔道連盟試合審判規定には「主審は早急に組み合わない、もしくは相手に組ませようとしない試合者には厳しく罰則を与える。」と謳われています。

ジュリー制度をとっているのだから、もっと精度の高い審判を行わないと柔道の楽しみもなくなりますし、第一に柔道家が納得できません。

柔道の素晴らしさを広めるためにも、更なる審判要領の改善を期待します。

不満も残るところでありますが、原沢選手の努力の結果を称えたいと思います。

銀メダルおめでとうございます。

 

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