2016年6月27日から降った大雨の影響で30日の未明に大分県中津市耶馬渓町にある「耶馬渓(やばけい)」で崖崩れが発生しました。
崩れたのは深耶馬にある「一目八景(ひとめはっけい)」と呼ばれる観光名所で、数十メートル伸びる岩が割れ滑り落ちたことが原因のようです。
高さ50メートル、幅40メートル程度の範囲が崩れ、崩落した岩などで店舗の窓ガラスが割れるなどの被害が出ましたがケガ人はないようです。
今回崖崩れが発生した「耶馬渓」とはどのようなところなんでしょうか?
気になるところを調べて見ました。
耶馬渓とは?
耶馬渓(やばけい)とは、日本三大奇勝や日本新三景に選ばれる景勝地で、大分県中津市にある山国川流域を中心とした渓谷です。
周囲は耶馬日田英彦山国定公園に指定され、「本耶馬溪(ほんやばけい)」を始め大きく6つに分けられています。
今回崖崩れが発生した「一目八景」は「深耶馬渓(しんやばけい)」と呼ばれる奇岩がそびえ立ち、秋には周囲が紅葉で囲まれる絶景の観光スポットとして人気の場所です。
「一目八景」の由来は「海望嶺」「仙人岩」「嘯猿山」「夫婦岩」「群猿山」「烏帽子岩」「雄鹿長尾嶺」「鷲の巣山」と呼ばれる八つの景色を一目で眺望できることから名付けられました。
近くの鴫良、深耶馬渓などには温泉が沸き「温泉郷」としても有名です。
崩れた場所は?
今回崖崩れが発生した場所はこちらです。
崩れる前の画像はこちらです。
ちょうど裾のところが崩落した形ですね。
木々もなぎ倒されているので、自然に以前の景色に戻るにはかなりの期間がかかると思われます。
人的な修復と補強をする必要があるようですね。
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