
陸上男子100メートルのリオデジャネイロ五輪代表・山縣亮太(やまがたりょうた)選手(24歳)が所属先のセイコーホールディングスから条件をクリアすればビッグボーナスが貰えることがわかりました。
山県亮太選手は6月25日に行われた「日本選手権」で100メートル10秒17の記録で第2位となっています。
自己ベストは10秒09であり、日本人初の9秒台を十分に狙えるポテンシャルを持っていると言えます。
セイコーの服部真二会長は山縣亮太選手にハッパをかけるためご褒美作戦を準備。
リオ五輪で決勝進出か100メートル9秒台の記録を出せばボーナスとして「FUGAKU」を超える「超高級腕時計」を作ると公言。
山縣亮太選手はモチベーションが上がりまくっているようです。
「世界のセイコー」が作る「超高級腕時計」とはどのようなものなのでしょうか?
気になるところを調べて見ました。
ボーナスは超高級腕時計!
最近の企業の傾向としてオリンピック選手への「ボーナス」が手厚くなってきています。
陸上では山縣亮太選手のライバルであるケンブリッジ飛鳥選手の所属先「ドーム」から100メートル9秒台を出せば「1億円」のボーナスが出ると話題になっていました。
ボーナスの掛かるケンブリッジ飛鳥選手は2016年6月25日に行われた陸上の日本選手権で10秒17で日本一となりました。
山縣亮太選手はケンブリッジ飛鳥選手に0.01秒差で第2位。
セイコー会長は考えたのでしょう。
「ドームに負けてらんねぇし、山縣にもボーナスやればもっと早くなるんじゃね?」
本音はわかりませんがこんな気持ちもあったのだと思います。
ケンブリッジ飛鳥選手のボーナスは1億円。
セイコーならそれに負けない物を...という事で発表されたのが「超高級腕時計」
さすが自社の宣伝を絡めてくるあたりが老獪だと思いました。
セイコーが作る1番高い腕時計は「FUGAKU(ふがく)」
値段はなんと5,000万円!
山縣亮太選手はこれを超える「腕時計」を特別に作製してくれるという超レアなビッグボーナスを付けてもらえることになりました。
ボーナスの腕時計は「セイコーの持つ技術が結集するそうで、リオの風景やマークした9秒台のタイムを彫り込んだデザインになるようです。
これで記録もボーナスもどちらも狙いたくなったのではないでしょうか。
セイコー「FUGAKU」とは?
正式名称は「FUGAKU GBCC999」
セイコーが手掛ける腕時計ブランドの中で1番高級な腕時計ブランドは「クレドール」といいます。
「FUGAKU」はこちらのブランドから発表されたセイコー腕時計の最高峰で、セイコーが誇る黄綬褒章を受章するほどの名工が日本画「富嶽三十六景」をモチーフにして彫金を施した限定8本しか製作されていない逸品です。
特に文字盤が独特で漆芸と機械が見事に融合した腕時計の域を超えた工芸品と言える作品になっています。
まとめ
今回は陸上100メートルリオ五輪代表の山縣亮太選手のビッグボーナスについて調べて見ました。
・ライバルのケンブリッジ飛鳥選手のボーナスは1億円
・セイコー会長は負けじと山縣亮太選手へのボーナスを発表
・5,000万円の工芸品レベルの腕時計「FUGAKU」を超える特注の「超高級腕時計」がボーナスに
山縣亮太選手は「もっと頑張っていこうと思います!」と思いを話しています。
アスリートにとってモチベーションってのはとても重要なファクターです。
服部会長、人をやる気にさせるのが上手いですね。
リオ五輪での活躍に期待したいと思います。
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