「うつ病」は「心の風邪(かぜ)」という言い方がされることがあります。
風邪の症状ならば、症状に応じた処方により1週間もすれば治るのが一般的ですが、「心の風邪」はそういうわけにはいきません。
長期間にわたりするケースや重症化するケースも多くあります。
今まで、この「心の風邪)には「向精神薬」などが処方されてきましたが、効果は短時間しかなく依存度が高くなってしまう事の方が多いのが事実です。
今回、そんな「心の風邪」を長期間抑制できる成分「シロシビン」について検証結果が発表されました。
「シロシビン」とはどのような成分なのでしょうか?
気になるところを調べてみました。
うつ病を起こす原因は?
まず、「うつ病」について調べてみます。
「うつ病」の症状とはどのようなものなのでしょうか?
【うつ病の症状】
- 理由もなく不安・悲しみ・焦りなどの感情が起こる
- やる気がでない
- 頭が回らない
- 眠れない
- 体のどこかが慢性的に痛い
- 食欲が増える・減る
- 胃の痛み、むかつき、吐き気など胃腸の調子が悪い
- 目の疲れ・耳鳴り・めまいなど耳や目の調子が悪くなる
- 症状は朝にひどく、夕方に向け楽になる
一般的にこのような症状があり、過度なストレス・精神的ショックなどが理由で発症することが多いと言われています。
【うつ病のメカニズム】
では、なぜこのような症状が起こるのでしょうか?
「うつ病」を起こすの原因と言われている成分は「セロトニン」だと言われています。
「セロトニン」の働き
- 小腸などの消化管(90%)…消化管の運動を調節
- 血液中(8%)…血管を収縮、止血
- 脳内(2%)…神経伝達物質
特に、脳で働くは脳内で情報を行き来させるのに必要な伝達物質の1つで「気分・感情」のコントロールに欠かせない物質です。
この「セロトニン」の働きが低下することで、上記のような症状が現れます。
つまり「精神的コントロール能力が低下した状態」が「うつ病」という事になります。
シロシビンとは?
今回、発表された内容というのが「マジックマッシュルームを利用することで重度のうつ症状を緩和できる」というものです。
これはインペリアル・カレッジ・ロンドンというところで行われた研究結果です。
マジックマッシュルームを2回服用するのに相当する量のシロシビンが、うつ病と診断された12人の被験者の症状を3週間にわたって緩和させたとのこと。また、被験者のうち5人は3カ月にわたってうつ病の症状が軽くなったと報告
引用:http://news.livedoor.com/article/detail/11536937/
「マジックマッシュルーム」とは、メキシコ原産のキノコで幻覚成分である「トリプタミン」「シロシビン」「シロシン」を含む菌類(キノコ)で100種類以上あると言われています。
【検証方法】
・今回の被験者は全員、重度のうつ病患者
・音楽が流された専用の部屋で、2人の精神科医の前で適切な量のシロシビンを投与。
・シロシビンによる幻覚作用は最大5時間。
・幻覚を見ている間はストレスやショックの記憶がなくなるため症状が緩和。
では、どのような働きで症状が緩和されたのでしょうか?
「シロシビン」の毒素は「セロトニン」に似ており、うつ症状(「セロトニン」の分泌に少ない状態)患者に投与することで、脳内にある「セロトニン受容体」と「シロシビン」を結合されます。
これにより、一時的に感情の伝達がスムーズに行われるようになり症状が緩和されたという事です。
まとめ
「うつ病」の治療に使われてきた「向精神薬」などは、毎日服用しなければならないため「依存してしまうこと」と「短時間で効果が切れる」という問題があります。
今回の研究で使われた「マジックマッシュルーム」により、3週間~3か月にわたって症状が緩和できたと報告されています。
他にも「スペシャルK」呼ばれる麻薬の成分「ケタミン」も同様に「うつ病」の症状を緩和させたとの報告があります。
取り扱いを誤れば害にしかならない「麻薬」が「うつ病」の治療の最先端となっています。
「使い方次第で毒にも薬にもなる」
個人がむやみに使えば「毒」。
きちんと検証して使えば「薬」。
これからの研究結果に期待したいと思います。
個人使用はやめましょう!
















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