あなたは自分が肥満かどうか調べたことはありますか?
肥満かどうかを計るのによく用いられている指標に「BMI」があります。
しかし「BMI」より簡単に肥満度がわかり、成人病リスクにより死亡する確率を予測できるという研究結果が発表されました。
どのような研究結果なのでしょうか?
気になるところを調べてみました。
「BMI」とは?
「BMI」とはボディマス指数(Body Mass Index) と呼ばれる体格指数を言います。
これは体重と身長の関係から肥満度を算出するもので、ケトレー指数 (Quetelet Index)やカウプ指数 (Kaup Index) とも呼ばれています。
「BMI」は体重÷(身長の二乗)という計算式で算出することができます。
元々この数値は小児の発育状況を計る指数として利用されていましたが、近年の成人病患者の増加に伴い肥満度を計る肥満指数として大人にも用いられるようになりました。
【指標の基準】
- 低体重(痩せ型)18.5未満
- 普通体重 18.5~25未満
- 肥満(1度)25~30未満
- 肥満(2度)30~35未満
- 肥満(3度)35~40未満
- 肥満(4度)40以上
例:身長170cm (1.7m) 体重60kgの場合
「BMI」=60÷(1.7×1.7)≒20.76
よって「普通体重」という事になります。
へその上4cmを計るだけ!
「BMI」は成人病発生率の高い肥満であるかどうかの基準として用いられていますが、不正確であるという問題点も指摘されています。
不正確な理由は単純に体重と身長だけを用いて算出した場合、体重の中で死亡が占める部分と筋肉が占める部分が考慮されていないという事です。
実際に筋肉が大部分で死亡がほとんどなくて完璧な身体条件を取り揃えた運動選手であっても「BMI」だけで計算すれば肥満となる場合があります。
そうなると成人病リスクが非常に高いと判定するしかなくなります。
そこで新たにもっと正確な指標はできないかと研究したチームが出てきました。
イギリスにある大学「インペリアルカレッジロンドン」の研究チームです。
この研究チームは25~70歳のヨーロッパ人35万名余を10年間追跡調査した結果「尻回りとへそ上4cmの胴回り」の比率によって成人病リスクを算出できるという研究成果をまとめることに成功しました。
調査期間の中で早期死亡した人から尻回りと胴回りとの比率を測定した結果、この割合が0.1ずつ増える度に男性の早期死亡リスクは34%、女性は24%も増加するという互換性を発見しています。
【基準値】
男性 0.78~1.1
女性 0.66~0.98
※ヨーロッパ人を基準とした数値のため日本人では基準が異なる可能性があります。
【算出方法】
・尻まわりを測定
・へその上4cmの腰回りを測定
・尻回りを1としたときの腰回りの割合を算出
例:尻回り82cm 腰回り78cmの場合
1:82=X:78
X=82÷78≒1.05
結果は「適正範囲」という事になります。
まとめ
今回は「BMI」に変わる正確な肥満度の測定方法について調べました。
研究チームは、今回の算出数値が基準値を超えている場合は「動をふやして飲酒は減らして食べ物を調節をして少しでも腰周りを減らしなさい」と助言してくれています。
一度測ってみてはいかがでしょうか?

















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