5月20日、横浜市教育委員会から市立中学校教諭に対する懲戒処分を行ったと報告がありました。
懲戒処分を受けたのは、神奈川県横浜市の市立中学校の男性教諭(年齢42歳)。
処分は停職6カ月で、本人は同日付けで依願退職。
処分の理由は、女子中学生3名(在校生2名、卒業生1名)に対する「セクハラ行為」。
どのような内容のセクハラ行為をしたのでしょうか?
気になるところを調べてみました。
セクハラ行為とは?
中学教師が2名の中学生に行ったセクハラ行為は2つ
・執拗なLINEによる私的メッセージの送信
2015年4月~2016年2月までの約1年11か月の間に、LINEによるメッセージ送信を3人に対し合計2900回以上行ったそうです。
1年11か月を日に換算すると700日。
2900回を700日で割ると日に4回。
3人なので1日に1~2回ずつくらいでしょうか。
興味もない人から1日1~2回のLINEが約2年間届いたら、精神的にかなり嫌悪感がわくレベルですね。
しかも相手は学校の先生となれば、無視しても登校すれば嫌でも顔を合わせる事になるし、「なんで読まないんだ!」とか言われたら学校に行くのも嫌になるでしょう。
また、約260回は「かわいい」「好き」とか「会いたい」といったメッセージも送信されていたそうです。
どのような事を期待して送信したのでしょうか。
・抱き付いたり手を握った
2015年10月と11月に行った補習授業中に女子中学生2名に対して抱き付いたり手を握ったりの行為を行ったそうです。
どういうシチュエーションでこのような行為に及んだのか全く理解が出来ません。
女子中学生2人からは「嫌だった」という心境が語られているため、抱き付いた時も決して笑いごとで済むような雰囲気ではなかったと思います。
このような一方的かつ執拗な行為を男性教諭は「女子生徒とのコミュニケーションとして軽い気持ちでやっていた」そうです。
このようなやり方でしか「コミュニケーション」を取る術を持っていなかったんでしょうか。
セクハラ行為を受けた女子中学生2人は精神的に不安定な状態が続いているそうです。
学校教師という立場の相手に対して、中学生が強く拒絶の意思を伝えるのはとても難しいことでしょう。
「相手の気持ちを考える」ことを教育する場において、「相手の気持ちがわからない」人間が何を教えることが出来るのでしょうか。
教育委員会は「教諭としてあるまじき行為であり、とても残念だ。再発防止に向けて全力で取り組んでいきます」とコメントしています。
教育委員会が示す「懲戒処分の標準例・処分量定一覧」の基準には「児童に対するセクシャルハラスメントは免職」とされています。
しかし、中学教諭は「依願退職」。
つまり、退職金が支払われます。
これは、処分を軽減するだけの理由や普段の勤務評価が「良好」であったためだと思われますが、今回の事件の背景を考えると「勤務評価」そのものが本人を適正に評価せずにありきたりの年功序列的な評価がなされていた証拠だと思います。
また、公表に関する特別措置として、「わいせつ事案等において、公表することにより、被害者が特定される可能性が高く、プライバシーの保護が充分に果たせなくなるおそれのある場合は、被処分者の氏名及び学校名並びに被処分者の補職名、事件の概要及び監督者の責任に係る情報のうち被害者が特定されうる情報を公表しないこととする。」と謳われてありました。
教育委員会の「あるまじき行為」に対する対応が甘すぎるのも、今の日本の問題を象徴していると思います。
まとめ
今回の事件は「中学校」という教育の場で発生しました。
しかし、これは社会のあらゆるところで起きている問題の一角だと思います。
「人の気持ちがわからない」
「自分に都合のよいように解釈する」
「自分の立場をわきまえない」
最近では「常識のない人」「モンスター」「クレーマー」などが題材に取り上げられているテレビ番組が増えてきていると思います。
このような人たちが社会にあふれている証拠ですね。
せめて「教育の場」にいる人達は「まとも」な感性を持っていてもらいたいと切に願います。
脱「ゆとり」教育についてまとめました。
うまくいくと思いますか?











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