
2016年8月20日、リオオリンピック陸上男子400mリレー決勝で日本代表チームが第2位で銀メダルを獲得しました。
北京以来2大会ぶりの快挙です。
特に素晴らしいのがアメリカに勝利しての第2位!
実力でもぎ取った称賛に値するメダルです。
一方、アメリカは第3位でフィニッシュしたものの記録は「失格」
一体何があったのでしょうか?
気になるところを調べてみました。
アメリカ失格の理由は?
リオオリンピック陸上男子400mリレー決勝でアメリカは第3位でゴールしていましたが失格のため降格されました。
理由は2つ考えられます。
1.ガトリン選手~ゲイ選手へのバトンパスで「テイクオーバーゾーン」を超えた
2.ブロメル選手が走行レーンのラインを踏んでしまった
どちらも失格要件に引っかかる内容です。
世界最高峰のオリンピック選手でもこのようなミスをしてしまうんですね。
追記:公式発表だと「バトン失格(170.7)」のようですね。
コメントより
「1走から2走でのバトンミスのようですよ。
テイク・オーバー・ゾーンに入る前に2走の手にバトンが触れたためとのことです。」
ロジャース選手~ガトリン選手へのバトンパスが「テイクオーバーゾーン」前だったという事ですね。
コメントありがとうございます。
トリニダード・トバゴの失格理由は?
トリニダード・トバゴの失格理由は「ライン失格(163.3a)」のようです。
トリニダード・トバゴは曲走路で内側のラインを踏んだため失格となっているんですね。
内側のラインを超えると走行距離が短縮されるという事が理由のようです。
予選では37秒96で第6位通過であり、メダルも十分に狙える可能性があっただけに残念ですね。
日本は失格にならない?
日本代表チームも最終走者のケンブリッジ飛鳥選手が最後の直線でラインを踏んでいます。
これは失格にならないのか?
直線状でラインを踏んだ場合、他走者の走行を妨害していない場合は失格にならないそうです。
陸上競技規定ではこのように示されています。
「以下の場合で、 それぞれ実質的な利益がなく、 他の競技者を押しのけたり塞いだりして進行を妨害していなければ、 失格とはならない。
(a) レースで、 他の競技者に押されたり、 妨害されたりしたために、 自分のレーン外、 縁石やラインの上あるいは内側に足が入ったり走ってしまったりした場合。
(b) 直走路もしくは障害物競走の水濠に向かう迂回路の直線区間において自分のレーン外を踏んだり走ったりした場合、
または、 曲走路において自分のレーンの外側ラインの外側を踏んだり走ったりした場合。 」
日本チームは直線で他者への妨害がなかったのでセーフでした。
まとめ
今回は、リオオリンピック陸上男子400mリレー決勝でアメリカとトリニダード・トバゴが失格になった理由について調べてみました。
アメリカは過去の大会でもバトンパスのミスで失格になっています。
個人のスキルを重視してバトン練習はあまりしていないのかも知れません。
今後、アメリカもバトンパスの技術をあげてくるとすれば、日本にとって大きな壁になることは間違いないでしょう。
日本の更なる技術の進化に期待したいと思います。
リオ男子陸上400mリレーで日本代表が2位になった理由はこちらにまとめています。




















アメリカの失格は、1走から2走でのバトンミスのようですよ。
IAAF(国際陸連)のホームページに解説がでています。
それによるとテイク・オーバー・ゾーンに入る前に2走の手にバトンが触れたためとのことです。
ルール(170条7項)では「バトンは、テイク・オーバー・ゾーン内で受け渡されなければならない。バトンのパスは、受け取る競技者にバトンが触れた時点に始まり、・・・略」とあります。これに抵触したわけです。
よくあるのはゾーンの出口を越えて渡すミスですが、今回はゾーンの手前、加速ゾーン(一般的にはブルーゾーンと言う)内でバトンパスが開始してしまったための失格ですね。