2016年6月6日 東京地検立川支部は大学生アイドルの富田真由さんを刺傷して逮捕された岩埼友宏容疑者の鑑定留置を請求。
東京地裁立川支部は請求を認める方針だそうです。
鑑定留置になるとどうなるのでしょうか?
気になるところを調べてみました。
鑑定留置とは?
鑑定留置というのは、被疑者などが事件を起こしたときどのような精神状態にあったかを鑑定するための留置期間を請求することをいいます。
一般的には検察がや弁護士が刑事責任能力があるかどうかを調べるために裁判所に請求するもので、認められれば精神鑑定のため病院などの施設に一定期間留置されることになります。
留置とは、監視下に留めて置くことを言います。
今後の流れは?
岩埼友宏容疑者の精神状態の鑑定結果による処遇ついて、日本の刑法では以下の2つの条文が定められています。
・刑法第三十九条「心神喪失者の行為は、罰しない。」
・刑法第三十九条2「心神耗弱者の行為は、その刑を減軽する。」
このため、刑事責任能力は3段階に区分されることになります。
・責任無能力(心神喪失)→ 無罪
・部分責任能力(心神耗弱)→ 有罪(減刑)
・完全責任能力 → 有罪
今回の事件を起こした時は「心神喪失」の状態であったと認められた場合、刑事責任を問えないという事で「無罪」となります。
こうなると、今回は検察による起訴前の鑑定留置なので不起訴(裁判をしない)となる可能性もあります。
ただ、あくまで鑑定結果は刑事責任能力を判断する際の参考資料でしかないので、起訴され裁判を進める中で量刑が決定されると思われます。
まとめ
今回は岩埼友宏容疑者の鑑定留置請求について調べてみました。
・検察が地裁に鑑定留置を請求
・地裁は許可する方針
・一定の期間鑑定留置され精神鑑定を受ける
・「心神喪失」状態ならば「無罪」の可能性もある
岩埼友宏容疑者の鑑定留置期間は6月6日付けならば9月5日までの3か月となります。
犯行時の心境について「プレゼントを送り返され、恥をかかされた。冨田さんと結婚したかった」などやや異常性を感じられる供述をしてはいますが、犯行後に119番通報をするなど理性的な行動も取っているため判断は分かれるところかなと思います。
いずれにせよ罪を償う姿勢を見せてもらいたいと思います。
富田真由さんの早期の回復と事件の真相究明を願います。
犯行に及んだ動機についてはこちらでまとめています。
















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